誕生日のナンバーを見続ける意味は？
楽しみにしていた仕事の長期休み。久しぶりの一人時間を思う存分楽しもう、思う存分ダラけようと楽しみにしていたのに…休みに入ったタイミングでちょうど夫が感染症対策の為のテレワークになりました。
年末くらいから思うように一人時間がとれないことが続いていて、心底楽しみにしていたのです。
うちはとっても狭い家なので、テレワークのためのスペースなどありませんから、夫はダイニング兼居間のテーブルで仕事をします。
夫が仕事をしている横では掃除機などもかけづらく、家事は数時間で終えてしまいます。家事が終わると、仕事をしているすぐ隣でイヤホンをつけてスマホでYouTubeを見続け、しまいにはウトウトと居眠りして。夫からそのことに対する批判などはいっさいないのですが、初めは良かったものの、数日それを続けると私は何だか居づらくなってきました。
1週間が過ぎたころには、「嫌だな〜明日もパパ、テレワークかあ。もやもや。」などと考えるようになりました。
そう考えながらお皿洗いをしていると、ハッと気づいたことがありました。
「ダラダラしていたら存在してはいけない、仕事をしていなければ価値がない。」
そう夫に思われていなくてもこんなに居づらいのに、そんな風に思われていたら、又はそんな空気を出されていたらどんなにつらいだろうと。
それとほぼ同時に、自分が犯していた過ちに気付きました。長女に対してそんな空気を出している自分に気づいたのです。
長女は小さいころから、いつも元気でやる気にみなぎって家でも何かしら仕事をしているような子でした。
それが、思春期を迎えスマホを手に入れ、家にいる間は来る日も来る日もダラダラとスマホをみてやり過ごすようになったのです。その姿を受け入れられない自分がいて、自分のダラダラは棚に上げて、一日に数回は長女を責めるような気持ちになっていました。注意することもしばしばあって、責めるような空気を出してしまっていたことは間違いないと思います。
ああ！だからか！と、さらに気づいたことがありました。だから、いつもいつもいつも長女の誕生日のナンバーを目にしていたんだ。このことに気づきなさいと言われていたに違いないと確信しました。
だからか！と↑で書いたところで文字数が長女の誕生日でした😂
ここ一年位ずっと、ゆく先々で長女の誕生日の車のナンバーを目にしていて、時には一日に何度も違う車にそのナンバーを見かけるということもありました。他にも、デジタル時計で見かけるのはもちろんのこと、YouTubeの再生回数が誕生日だったり、どなたかの動画に映り込んでいる車のナンバーまで長女の誕生日。ただの偶然というには無理があるほどあまりにも見かけるので、長女にも「また誕生日のナンバー見たよ〜何でなの？何が言いたいの〜？」と冗談でしばしば聞いていたほど。
自分を許す
それだけにとどまらず、この数日夫の発言の端々に粗探しをしてカチンときて、昔のことまで引っ張り出して悔しくて、涙まで出てようやく、「何だか私変だ。何か気づかなければならないことがまだあるみたい。」と我にかえりました。
そこで、またお皿を洗いました（笑）
すると、家族のことをそのままでいいと許せないのは自分のことを許せていないからだと気づきました。ダラダラしていたら存在してはいけない、仕事をしていなければ価値がないとどこかで思い込んでいて、自分のことをまず許せていなかったのだと気づきました。これは意外でした。何故かというと、誰よりもダラダラしていて、仕事をあまりしない人、それこそが私だからです（笑）
完璧な人間などいなくて、地球に来ている限り私たちは不完全で、許し合い補い合って生きているんだということ。どんなに怠けていても、ボーッとしていても、それが必要な人にはそれが許されるんだということ。そして、その許すべき人間には自分自身も含まれるということ。自分を心の底から許してあげる必要があるんだということ。誕生日のナンバーを見続けるのにはやはり意味があって、その人関連のことで何か気づくべきことがあるということ。
久しぶりの”もやもや期”の訪れに戸惑って、たくさんの気づきを得た1週間でした。
100記事投稿を機に、ブログの見た目をすっきりさせてみたくなりました。
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